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8.28.2013

DMZ & 板門店ツアー





ずっと行ってみたかったのに、今までなかなか重い腰が上がらなかったDMZ(非武装地帯)・板門店ツアーに友人と参加してきた。今回参加したのはKONESTで参加予約ができる土曜日出発の国際文化サービスクラブのツアー。(KONESTの情報はこちら。)

朝8時に明洞のロッテホテルに集合。大型バスに移動して走ること約1時間強、まず訪れたのは野原が広がる非武装地帯と遠くに北朝鮮が見える都羅展望台。開城村や通称プロパガンダ村が見えるこの展望台、生憎ちょっとガスっていてぼんやりとしか見えなかった。場所が場所だけあって写真撮影がかなり限られたこのツアー、この展望台でも撮影はNG。




次に訪れたのが第3トンネル。北朝鮮によって密かに掘られた第3トンネルは1978年に発見されたもので、長さ1,635m、南方限界線の435メートルまで達し、1時間に1師団の武装した北朝鮮兵力を侵入させることができるものだったという。このモノレールで入って行く第3トンネル、内部はやっぱり撮影禁止。




京義線の南側の最北端、もっとも北朝鮮に近い都羅山駅。




500ウォンの入場料を買ってプラットフォームに入ることができる。平壌⇄ソウル!




ここで一息、ランチタイム^^。




ツアーの人たちと皆で。




美味しかったバンチャン。




ツアーの定番、プルコギ。特に期待もしていなかったのだけれど、甘さ控えめで美味しかった。暑い日だったのでちょっとビールでも・・・といきたいところだったのだけれど、板門店訪問の前はアルコールは厳禁とのこと。泣く泣く我慢(笑)。




1953年7月23日、朝鮮戦争休戦協定締結後に捕虜の交換が行われた自由の橋。遠く向こう側は北朝鮮。




そして2度のパスポートと服装チェック、「万が一」の場合の誓約書サインなど、ものものしいプロセスを経てついにツアーのメインイベント、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店(JSA: Joint Security Area)へ。

こちら側を守っているのは国連軍の兵士達。彼らが履いている短いズボンの裾には50個の銃弾が装備されているという。




向こうに見える建物は北朝鮮のもの。北朝鮮の兵士が双眼鏡でこちらを監視している。




軍事境界線上に建てられた軍事停戦委員会、本会議場。旗が立っているのが本会議場の中央部分、軍事分界線。この軍事分界線を境に向かい合って軍事停戦委員会が開催される。会合が開催される折りには板門店ツアーは一切中止になる。私が訪れた前日も全てのツアーがキャンセルになったらしい。




本会議場から見える、このコンクリートが北朝鮮と韓国の国境。




撮影がとても限られた板門店、漂う緊張感をひしひしと肌で感じる。厳しい服装・行動制限に、ツアーに参加する前は大げさな・・・と思ったけれど、実際に訪れてみると自分の行動への責任の重さを実感する。もし私が無責任な行動を取ったら、即南北の銃撃戦になる可能性だってあり得る。甘い気持ちで訪れては行けない場所なのだ。

普段はソウルで平和に暮らし、「北朝鮮がミサイル発射」などというニュースを聞いても、「また北朝鮮のブラッフか」と無関心になりがちだけれど、今回 DMZ・板門店ツアーに参加して韓国と北朝鮮は未だに「停戦状態」にあるのだ、というその現実を身にしみて感じた。ソウルから約50kmという近さに実在する歴史が残したこの緊張、韓国在住の方は一度訪れて肌で感じてみるべき場所かもしれません。

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4 comments:

  1. 写真を眺めてるだけでも、なんだか緊張してきます!!
    ふだん、つまらないことにぶつぶつ文句言ってるけど、平穏に日々を過ごせることに感謝するべきなんですよね。

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    1. この緊張感、写真で伝わりますか?
      私もソウルで日々のほほんと生活していますが、実はこの国は未だに休戦状態にあるんだということをしみじみと感じてしまいました。そう考えると、ちょっと怖いですね・・・><

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  2. junebugさんこんばんは♪
    板門店ツアーがあるのは知っていましたが、
    実際に参加したjunebugさんのレポを読んでるだけで
    緊張感が伝わってきます。
    旅行では活気があって楽しい部分しか見ていないけど、
    1時間ほどの所にある現実。
    韓国男子には兵役もありますもんね。
    歴史的政治的な背景はよくわかっていないけど、
    単純に悲しくて胸が締め付けられます(T_T)
    普通に暮らしていることが平和なのだと改めて感じました

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    Replies
    1. 私も普段は南北の関係に関して無頓着なのですが、
      このツアーに参加してもっと関心を持たなければ!と思いました。
      地雷が至る所に埋まるDMZに駐屯する兵役中の韓国男子、
      なんだか映画"JSA"をそのまま見ている感じでした。
      韓国在住の方だけでなく、韓国に旅行される方も
      一度訪れてみてもいいかもしれませんね。
      平和の大切さが、改めて感じられるかもしれません・・・

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